インドとご飯

ところでインドといえば最近、「世界が見るアジア」というシンポジウムに参加したことを思い出した。これはニューヨークタイムズとヘラルドトリビューンと朝日新聞のコラムニストが鼎談をするというもので、id:mshoujiニューヨークタイムズトーマス・フリードマンの話を聞きたくて参加したのだった。


フリードマンは2004年冬に大統領選挙に関連してアウトソーシングやオフショアの問題を取材するためにインドのバンガロールへ行き、そこでインド企業やインド人技術者がアメリカ企業と対等に競争をしているというグローバリゼーションの進展に驚き、『World is Flat』という本をまとめた。


彼はその本の概要として「グローバル経済の競技場は全く公平になっているが、アメリカはまだそれに気づいていない」「競争の場はいまや平ら(flat)となって以前よりも多くの国が対等の立場に立っている」「グローバルな経済基盤のうえでより多くの国の人々が競争し連携し協調することが歴史上初めて可能になった」「教育と社会基盤をうまく活用し、新しいプラットフォームに人を連携付けられた国が成功するだろう」などどいうことを言っていた。


彼は小さいころ、親に「中国やインドの人はご飯を食べられないんだよ。(お前は恵まれているんだよ)」と言われていたそうだが、いまは自分の子供に「(努力しないと)中国やインドの人に仕事を奪われてご飯を食べられなくなるよ」と言っているそうだ。


、、、、、だから何が言いたい、ということは特にないのだが、とりあえずインドのご飯はおいしかったです(笑)。